アッキーのワールド・プレミア　

　　クイーン　｢戦慄の王女｣

よく、音楽誌や仲間内の中で一番好きなアーティストは？バンドは？って話題になります。皆さんはすぐに答えられますか？僕は今までそういうことを考えたことは無いんだけど、無理矢理考えてみた。要するに一番好きな曲が多いアーティストを選べばいいんだから。ビートルズ、ローリング・ストーンズ。ジョン・ノーラム、アラン・ホールズワース、クイーンかな？だって、全曲全アルバム、好きだもんね。中でも、クイーンはパーソナルな部分も考えると断トツです。フレディ・マーキュリーは天才だし、ブライアン・メイは優れたギタリストだし、ロジャー・テイラーはハリウッドスター並みにルックスがいいし、ジョン・ディーコンはいいベーシストの上にヒット曲も作れる。全員がソングライターで、フレディは勿論、ブライアンとロジャーも Voをとってる曲も多い。特にロジャーは強力で、ライブでコーラスを入れるとフレディの Voより目立ったりしてた。そんなロジャーが自分は一番好き！！クイーンを初めて買ったのは CDが出回り始めた頃で、ファーストとセカンドを買いました。同時に買ったのがパープルの「マシンヘッド」と「バーン」でした。初めて買った CDでもあった。それでもしばらくはレコード派だったけど。で、そのクイーンのファーストとセカンドが、今でも一番、聴きごたえのあるアルバムです。ファーストはまずジャケットが何か好きでしたね。フレディらしき人物が後ろから、スポットライト浴びてるシンプルなものだけど、何かドキドキした。タイトルは｢戦慄の王女｣になってるけど、王女じゃなくて女王じゃないの？と突っ込みを入れたいな〜。やっぱり。アルバムの 1曲目と2曲目はブライアン・メイの曲で始まるけど、両方共、良い曲です。2曲目の｢DoingAllRight｣はクイーンの前身バンド、スマイルの曲だけど、スマイル当時はドラマーのロジャーも一部リードVoをとっていて、クイーンの初期のLIVEでも、この部分ロジャーがVoをとってた。個人的な好みだけど、ロジャーの歌があった方が味がある感じがします。しかし、このアルバムをより特別にしているのはフレディの曲！！特に「グレイトキングラット」「マイフェアリーキング」「ライアー」どの曲もある意味、様式美的なこのタイプのフレディの曲は 2ndまでしか見られないが、これが後に「ボヘミアンラプソディ」に直決してゆくと、自分は考えています。因みに「モダンタイムスロックンロール」というロジャーの曲が1曲入っているが、アルバムの流れとしては蛇足かな〜？でも、ロジャーファンの僕としてはロジャーの歌声が聴けることが重要なので、多いに楽しめる。曲調もいかにもロジャーらしいし。では、また、次回！！

このコーナーでは、アッキーの書いた文章を掲載します。

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